新築住宅の電線引き込み工事(電柱建替工事)時の交通誘導警備

皆さん、こんにちは

JR古河駅東口より東へ徒歩10分位の街中にある新築住宅へ送電する為の工事でした。

工事車両4台が一方通行の道路に入っての工事の為、道路を塞ぐ形になる状況でした。

工事時の安全を守る為、交通誘導警備員が2名で通行止、迂回案内を実施しました。 

自転車、歩行者の方が通行するスペースは確保されている為、交通誘導警備員が高所作業車に乗った上空の作業員に声を掛けながら、通行者を安全に通行させる必要があります。

特に年配で自転車に乗る方には、道が狭いので自転車から降りて安全を確認して頂きました。 

 

一般的に工事をしていると特に自転車の方は「通れますか?」と確認をする人が多いです。

誰しも上空で作業している下を通るには、多少の不安があるので聞いてくるのかと思います。 

因みに通行止、迂回で1番多いクレームは通行車両で通過しようと考えていた際に道路を迂回させられる事で生じます。

特に通行止めや迂回案内の看板が小さく見えにくい事が要因となります。

 また看板等が適正な位置に置かれていない事、交通誘導員の立哨位置が悪いことなどもご指摘を受ける要因となります。 

 

水道工事、下水道工事等の土木工事では予じめ通行止めの時間、区間について工事か始まる前から看板が設置され告知されます

もちろん区間の近隣住民には工事施行業者から直接挨拶し、告知する様です。

 

電気工事の場合は前もっての連絡は工事箇所のみで、特に看板等の事前設置は無い様です

近隣住民には当日説明している様です。

その理由としては工事の作業内容によって工事時間はまちまちですが、概ね34時間程度と短時間であることが多く、また1日に2~3箇所を移動する事が多い点があげられます。

これが電気工事の特殊性でもあり、通行車両がクレームをつけるのも無理の無い話ではあります。

その為に交通誘導警備員が丁寧に説明した上で、車両の迂回にご協力頂いています。

 

作業現場に来て作業内容をしっかり理解し、作業内容に添った交通誘導を実施します。

通行止め、迂回案内の場合はスマートフォンで現在位置を確認し、マップ(地図)を用いて迂回状況を確認します。

また時間的に余裕があれば実施箇所を踏差することが大切です。 

民家の表札を確認し、どの地点が工事箇所でどの地点まで行けるか確認しておくことも重要です。 

 

また工事区間内での民家の車両に出入りして頂く場合にもその作業が必要です。

場合によっては出入りする車両のナンバーを控え、近隣にお住まいの方の顔も覚える様にします。

これは工事区間が短く作業期間が1日以上続く場合で、その逆の場合は区間が長く通行量も多い為に難しい。

工事区間内において地域の方々とコミュニケーションを取る事は、工事を円滑に進めていく上で非常に大切なことと言えます。