人的警備における差別化(高付加価値)

本日ある企業様にお伺いした際に、人的警備における差別化(付加価値)の話となりました。

もちろん多くの警備会社に何かしらの強み(と自社では認識している?)はあるかと思います。

しかし客観的に考えたときにそれは突出した差別化となっているのでしょうか?

大概はありきたりなものであったり、出来て当たり前のことを強みと思っているケースが多いのではないかと思います。

 

私も以前から名前を耳にすることは多かった会社でBONDSグループという警備会社があります。

先だっての渋谷のハロウィンが比較的平穏無事なものとなったのは、このBONDSグループ様の影響が大きいのではという記事も目にしました。

屈強な現役格闘家や元自衛官、アスリートなどが在籍しており、当然高いレベルでの格闘術や護身術を身に付けているのでしょう。

本来、安心安全を守る警備という仕事において、この肉体的な強さは大きな差別化(付加価値)と言えると思います。

 

他に人的警備において大きな差別化とはどの様なものでしょう?

大規模研究施設や大企業では多くの外国人のお客様が来社されるかと思います。

その際に英語や中国語、その他主要言語を用いてネイティブレベルでお客様をアテンド出来る警備会社があれば、それも大きな差別化(付加価値)ですよね。

 

なかなか突出した強みを身に付けることは難しいでしょう。

ましてや属人的な強みではなく、組織的な強みを身に付けようと思ったら尚更だと思います。

上記2点は警備会社としては多少極端な例ですが、他社が持っていない強力な『武器』を身に付けて、そのサービスが合致するであろうお客様にしっかりと提案し、それに見合った対価を得る。

それが大切なことだと思います。

 

『無いなら作る!』しかないですよね、さてこれからどんな強みを身に付けていけば良いのか?

しっかりと考えてみたいと思います。