令和元年度 後期警備員現任教育実施のお知らせ

令和元年度後期の警備員現任教育につきまして2号警備業務(交通誘導警備)4回、1号警備業務(雑踏警備)1回、期日中に実施致しましたのでお知らせ致します。

 

今回の現任教育を実施した3月初旬~中旬は新型肺炎コロナウイルスの感染拡大の真只中となりました。

その頃のコロナウイルス感染者数は全世界で約45万人、死者数が1.6万人と報道されている時期でもありました。

 

その様な状況の中で現任教育の実施を延期しようかと非常に迷い、頭を悩ませましたが4月から弊社において賃金改定が目前に迫っていたこともあり、密集を避け主にグループ分けによる少人数制での研修を柱とした現任教育を実施致しました。

 

なお今回の研修内容は危険予知を中心としたものです。

隊員各自が勤務時や通勤時においてヒヤリとしてハットした事を記入し、それを小人数のグループに分かれて他の人から挙がったヒヤリハットを読み、それにコメントを記入する方法を採りました。

通常は研修毎に一同に集めて資料をスクリーンに写し出し、そのヒヤリハットを担当講師が読み上げた上でコメントをするという手法を採っています。

しかし現状において3密の状態は絶対に避けるべきと考え、今回は従来とは異なる形で現任教育を実施致しました。

 

次にJAF(一般社団法人 日本自動車連盟)が刊行している安全運転の小冊子を利用して、危険予知の訓練を行いました。

これは普段、隊員自分自身が自動車を運転している想定の下、道路上で何が起こるか予測させ、それに対する

対策を取らせる為の訓練です。

危険予知能力を養い高める事でより安全運転が出来る様になることは勿論、日々の警備業務においても危険余地の観点から、不安全行為を排除することに役立ちます。

 

これらの機会を通じて、弊社の隊員一人一人がより安全に、無災害を維持して業務が随行出来る事を切に願います。