警備員になろう!

『警備員になろう!』

というサイトが先日、9月23日にリリースされました。
これは就職氷河期世代の方向けの短期資格等習得コース事業の一環として、厚生労働省の委託により全国警備業協会(全警協)が実施するものです。

内容は1ヶ月の期間で
①社会人として必要とされる知識・各種警備業務に関する知識を習得
②警備に関する国家資格を取得するための講習を受講
③警備会社への職場見学等を実施

という流れのようです。
詳しくは最上段の『警備員になろう!』リンクをご覧下さい。

 

さて昨年までのコロナ禍前は有効求人倍率も高く、各業界、各社が激しい人材の取り合いとなっていました。
※2019年12月で全国の有効求人倍率(季節調整値)1.57倍

現在はコロナ禍による大打撃もあり、多くの業界、企業が採用人数を絞ったり、採用計画を見直したりしている状況です。
※2020年8月で有効求人倍率(季節調整値)は1.04倍、8ヶ月連続の減少となっています。

さてこのような求職者にとって厳しい状況にある中でも
積極的に人材採用をしようとしている業界があります。
その中の1つが私達、警備業界なのです。
コロナ禍前、警備業界の有効求人倍率は8倍以上でした。
現在は全国有効求人倍率は6.10倍(令和2年6月度、常用パート除く)となっており、コロナ禍前より改善しているものの警備業界は依然として他業界と比べて突出した人手不足となっています。
簡単に言うと警備員になりたい求職者1人に対して、6つの求人が1人の採用を巡って取り合っている状況です。なぜそういった状況になっているのかと言うと、残念ながら人気がないからです。

そこで厚生労働省の雇用対策と、警備業界の採用強化対策面での利害が一致し、こういった取り組みを行う運びとなったのではないかと思います。

弊社も例外ではなく、採用面で成功しているとは言い難い状況にあります。
今回の『警備員になろう!』が業界ブランディングの起爆剤となることを大いに期待しながら、また自社の努力により、警備という仕事に興味・関心が無かった求職者層にもアプローチしていけたらと考えています。

そうなる為には、企業としてのハード面、ソフト面を魅力的な物にしていくことです。
しかしながら、警備業界の大多数が該当する中小零細規模の企業がハード面で他業界の大企業・中堅企業と勝負することは現実的ではありません。

いかにソフト面を充実させるかだと思います。
ソフト面と言っても色々な要素がありますが、先ずは遣り甲斐(働き甲斐)を感じられる組織を目指すべきだと思います。
警備は安心・安全を守る上でなくてはならない仕事だと思います。
そういったプライドを持ちながら、より高いところを目指す想いが、組織や従業員に浸透しているかどうかが大きなポイントだと思います。
そしてその土台となるのが従業員エンゲージメントの醸成です。

弊社、ゼネラルセキュリティサービス株式会社では共に成長出来る仲間を大募集しています!
警備員になろう!

engage