駐車場の警備は俊敏性が必要なく、多少耳が遠くなってもできる仕事

道路の交通誘導の場合、走ってくる車両を相手にしなければなりません。

止めたり、発進させたり、相手からの合図を確認したりするには、すばやい判断が必要になります。

神経も相当使って疲れるため、年をとればとるほど仕事をするのが難しくなっていきます。

一方、駐車場警備の場合、どの車も徐行して運転しているため、そこまでの俊敏性は必要ありません。

多少耳が遠くなっているとしても、車の誘導なので誰かに話しかけられるわけではありません。

誘導する際には、ジェスチャーで誘導していくので、耳が遠くなっても十分できる仕事です。

このように駐車場警備は、危険性もなくあまり疲れないため、長く働くことができます。

日勤のみだから、さらに疲れないし安心

一般的に警備の仕事となると、道路の交通誘導をイメージするかと思いますが、道路の警備は、夜勤が必須になります。

夜勤の場合、歩いている人が見えない事もあり、昼間よりも神経を使います。

1日終えると凄く疲れる上、日勤と夜勤を交互に勤務する生活は、年をとればとるほどキツくなっていきます。

一方、駐車場の警備は施設やお店が営業している時間の警備になるので、夜勤は一切ありません。

常に昼間の仕事になるので、生活が乱れることはありません。

また、高齢になると奥さんの体の体調が悪くなるケースが多いです。

万が一、夜に体調を崩すことがあったらいけないからと言う事で駐車場警備を選ぶ方も多いです。

行くところが決まっていて直行直帰だから楽

駐車場警備は、行く場所が決まっていて行き先を調べる必要がないというのも、スタッフから好評です。

道路の交通誘導は、工事現場の警備になるので、次の現場がどこになるのかが分かりません。

現場が変わったら、その都度行き先を調べて、混み具合もチェックするので、結構面倒です。

駐車場警備の場合は、こういった面倒が一切ありません。

しかも、当社の場合は、現場に直行直帰で会社に行くこともないので、時間を無駄にする事がありません。

がっつり稼ぎたい人のケース（66才）

• 週5日勤務
  - 葬儀場警備2日、商業施設警備3日
  - 週のトータル勤務時間：30時間
• 月収　約128,000円

定年退職後、失業手当が切れると、子供や孫のためや老後の不安を少しでも減らすために、元気に働ける内はめいいっぱい働くケースが多いです。

また、家の中で奥さんといつも一緒にいるとお互い息が詰まると感じる人も多く、外で働いてバランスをとることで夫婦円満になれるようです。

年金の足しにしたい人のケース（72才）

• 週3日勤務
  - 葬儀場警備2日、商業施設警備1日
  - 週のトータル勤務時間：14時間
• 月収　約54,000円

70才を超えてくると足腰がどんどん衰えていくので、長時間立っていると膝や腰が痛くなってきます。

また、車両を誘導する際には神経を使います。

連続して勤務すると、疲れがなかなかとれなくなっていきます。

辞めてしまうと収入が途絶えてしまうので、収入の額よりも長く働く事を優先して、勤務日数を減らす働き方を選ぶ方が多いです。

シニアが働きやすいようにシフトを自由に決められる

通常の警備会社の場合は、土木工事（水道・道路工事等）がメインで季節によっては、仕事があったりなかったりします。

仕事がある日は働くかどうかを選べますが、仕事がなければ働きたくても休まなければなりません。

そのため、自分でシフトを組むことは難しく、会社の指示に従って勤務するのが一般的です。

一方、当社の場合は、長年の実績と営業努力によって取引先が多くあるため、年中仕事を用意できます。

そのため、アルバイトスタッフの皆さん個人の都合に合わせてシフトを組むことができます。

商業施設の場合は1ヶ月前、葬儀業の場合は2〜3日前にシフトを組むことができます。

休みは、一週間前までにメールかFAXをしていただければ、自由に取得可能です。

長期休暇をとりたい場合も、ご相談いただければ調整可能です。

中には2週間休んで旅行に行っている方もいますので、プライベートを重視した働き方も可能です。

夏の熱中症は空調服で対策

実際、夏の炎天下の中、ずっと立ちっぱなしは過酷です。

何の対策もしなければ、熱中症になって倒れてしまいます。

そのため、当社は、扇風機付きの空調服を支給して対策しています。常に背中に風が通ってますので、とても涼しいです。また、汗はすぐに乾くため、衛生的にも非常に良いです。

ただやはり、ずっと太陽の光を浴び続けるのは危険なので、なるべく、日陰を探して警備するように指導しています。電柱１本分のスペースに隠れるだけでも体力を温存できます。

冬の寒さは防寒着と防寒ズボンで対策

冬の寒い中、長時間立っているのもとても辛いです。

そのため、当社では、防寒着と防寒ズボンを支給しています。防寒ズボンは、素肌の温もりで暖かいと感じる人が多いので、中に何もはかずにはくことをオススメします。

あとは、太陽に当たると暖かさが違うので、なるべく太陽が当たる位置に立つように指導しています。日中は風が吹かなければ、ホッカイロと太陽の光でポカポカして熱いくらいになります。

また、たとえ雪が降ったとしても、防寒手袋やヒートテックのインナーを着てホッカイロをつけておけば、辛い思いをすることはありません。

屋外の仕事は天候に左右されるきつい仕事と思っている方が多いかと思いますが、年々、空調服と防寒着の機能が進化し、昔と比べると大分働きやすくなっています。

ただ、何よりも警備の仕事は、立つ位置が肝心です。夏は太陽を避けて、冬は太陽に当たるといった自然の摂理に沿った行動をとっていれば、辛い思いをする事はありません。

夏の暑い時期でのネクタイ着用を廃止にした例

葬儀場の警備の場合、弔問客に対して失礼にならないようにネクタイを着用します。

でも、夏の暑い時期に空調服を着た上でネクタイをすると涼しくなりません。

スタッフから暑苦しいという声が多数上がったので、発注者と協議して、空調服着用時はネクタイを外しても良いことになりました。

商業施設のシフトを1ヶ月前に案内するように変更した例

商業施設警備のシフトは、以前、7日～10日前に案内していました。

急な案内だったため、家族や趣味の用事を入れられないという声が多数あがりました。

人員が不足している状況で、一ヶ月前にシフトを組むのは難しかったのですが、社内の人員や外注をうまく活用して不足分を補い、シフトを一ヶ月前に案内することを実現しました。

他にも色々と改善しているので、どんどんシニアが働きやすい環境になっています。

今後も問題点が見つかれば、その都度改善していきますので、今後にも期待していただければ幸いです。