台風19号で考えさせられた安全について

先週末に日本の広範囲を襲った台風19号では70人以上の方が亡くなったほか、各地で甚大な被害があり日本に大きな傷跡を残しました。

今回の台風で大きな被害を受けた方々に心よりお見舞い申し上げます。

私どもゼネラルセキュリティサービスがある栃木県小山市大行寺でも多くの民家や店舗、大学が床上浸水により大きな被害を受けました。

新聞の情報によると、水嵩の多い場所ではなんと1.5mの床上浸水があったようです。

幸いにも当社は大きな被害が出ず、事務所1Fの研修スペースが10~15cm程度の床上浸水をした程度で、昨日掃除を行い現状回復致しました。

 

また近隣地域では何度もニュースで映像が流れた栃木市大平町や佐野市等は大きな災害となりました。

栃木県の小山市と群馬県の前橋市を結ぶ両毛線では大平下駅、栃木駅間において永野川にかかる線路が土台部分から大きく壊れる被害が出ており、復旧の目処は立っていないようです。

 

今回は多くの報道機関により、これまでに類を見ないレベルでの注意喚起等がありましたが、皆さんの備えはいかがでしたでしょうか?

我が家ではミネラルウォーターや非常食の購入と避難所に向かう際の着替えや毛布、懐中電灯、ラジオ、モバイルバッテリー等を準備しました。

またハザードマップのプリントアウトや必要と思われる情報を整理しクラウドへアップロードする等の対策も講じました。

TV等で今後もスーパー台風と呼ばれる非常に強力な台風が発生することは珍しく無いと聞きます(地球温暖化による海面水温の上昇が原因で、更に10月の台風も珍しくなくなると・・・)

 

日本は世界一安全な国という表現をされることがあります。

確かに日頃、日常生活を送るにあたって、身の危険を感じることは殆どありません。

しかし特に大きいとは言えないこの日本で大規模な自然災害が頻発する現実を真摯に捉えて、国や地方行政、個人に至るまで高い防災意識を持つことが必要なのではないかと思います。

また、それに併せて地球環境の維持・改善に関しても高い意識を持つことが大切だと思います。

 

防災対策や環境保護、色々な観点から考えさせられた今回の台風でした。

また今回の台風で緊急出動された皆さん、大変な中、有難うございました。