企業としての健全性、利益を高める為には(こんな時だからこそより考え、行動しよう)
皆さんこんにちは
志村けんさんが亡くなり、その後も有名アスリートや著名人のコロナ発覚と相変わらずコロナウイルスが猛威をふるっています。
そんな中でも4月がやってきて、弊社にもフレッシュな新入社員がやってきました。
只今、新人研修中で私も昨日、ビジネスマナーを担当しました。
世相として重苦しい雰囲気の中での新たな門出となりましたが、ポジティブに未来を思い描いて仕事に取り組んでもらえればと思っています。
さてリーマンショックよりも遥かに経済的ダメージが大きいと言われている(アメリカにおけるGDP成長率ははゴールドマンサックスの予測よると2020年4~6月期でなんと-24%、リーマン時で-6.4%)
今回のコロナショック、業界問わずに有形無形のダメージを受けていると思います。
そうなってくると心配なのは売上と収益の減少、それに伴う企業の財務体質の弱体化です。
財務体質を単純に自己資本比率と捉えたとき、総資産に対して自己資本の割合が大きければ大きいほど財務体質が強いと言えます。
そして自己資本の中でも重要な利益剰余金は創業時からの利益の積み重ねです。
たまに討論番組等で財源確保の話題になると、知識人?で『潤沢にある企業の利益剰余金を吐き出して云々』言う勉強不足というより、何も分からないままTVでコメンテーターをしている人もいます。
しかし利益剰余金は決して企業の『現預金のみ』ではありません。
企業によっては自己資本比率は高くても固定資産(機械設備や土地建物)が殆どであって、手元流動性に乏しく実情は火の車という会社も沢山あります。
上場企業にお勤めの方は、自社の『有価証券報告書』には目を通して、自分の勤める会社がどういった状態にあるのかはしっかり勉強しておくと良いですね。
特に新卒の方にはお勧めします。
ちょっと話が逸れましたが、企業として財務上の健全性を高めるには利益を積み重ねるしかありません。
利益をより多く出す方法は大きく3つあります。
①『(粗利率を維持して)売上を大きくする』
②『(売上を維持して)粗利率を大きくする』
③『(売上及び粗利率を維持して)販管費を圧縮する』
この3つです。③は企業努力として常に考えないといけないことですが、特に①と②が肝心です。
その為にはしっかりと既存のお客様との関係を維持、より良いものとする一方良い新規のお客様を開拓すること(ここで肝心なことは価格競争に巻き込まれないこと)です。
既存のお客様との関係が未来永劫続く訳ではありませんし、ある程度の体力をもった会社でないとこれからの時代より経営が困難となります。
その為には営業が必要不可欠です。
但し、やみくもに飛び込んだり、テレアポをしまくることが営業ではありません。
ましてやこの状況下でいきなり知らない会社に『こんにちは~!』と飛び込んだら、塩を撒かれかねません。
また、『明日お伺いしていいですか?』とテレアポをしても相手にされません。
さて、どうするか?
考えは山ほど有りますが、大きな会社ではないのでお金はかけられません。
お金のかからない取り組みで糸口を掴みたいと日々取り組んでいます!
さて考えよう、知恵を出そう!