警備員(交通誘導員)の遣り甲斐と収入

皆さん、お早うございます。

唐突ですが、皆さんは何の為に働いていますか?

今の仕事が好き(仕事が趣味のようなもの)?、社会に何らかの形で貢献したい?

色々な答えがあるかと思いますが・・・大多数の人にとって『お金(収入)』は重要なファクターかと思います。

 

普通ならどんなにその仕事に遣り甲斐を感じていても収入がゼロ(ボランティア)なら年間240日以上も働きませんよね?

また人並み以上の収入は得られても自分にとって不向きで本当に嫌な仕事なら、これはこれで長続きはしないと思います。

つまり多くの人にとって仕事は遣り甲斐と収入のバランスによって成り立っているのです。

 

それでは警備員の遣り甲斐とは何でしょう?

警備という仕事はあまり注目される機会は少ないと思いますが、道路や工事現場、様々な大規模施設やイベント会場など至る所で多くの方々の防犯や安全を維持する為に頑張っています。

私は人の安全や財産を守る素晴らしい仕事だと思っています。

それでは収入面ではどうでしょう?

残念ながら(殆どの場合)お世辞にも多いと言える額ではありません。

 

確かにあまり学歴や職歴、その他経験、能力、年齢も多くは問われず『比較的』門戸は広い職業であるかと思います。

ただし、高い倫理観と責任感がなくては務まりません。

門戸は広いですが、決して誰にでも出来る簡単な仕事では無いのです。

それではどうやってその警備員という職業の価値を高め、収入にも反映させるのか?

警備会社が付加価値の高いサービスを生み出し、顧客の顕在化するニーズではなく、潜在化するニーズを捉えそれを実現することだと思います。

 

例 ニーズ『痩せたい』(若年層の場合)⇒潜在ニーズ『異性にもてたい、服をかっこよく着こなしたい。』

ニーズ『痩せたい』(中年以降の場合)⇒潜在ニーズ『健康のため、膝や腰の痛みの改善』

など同じ『痩せたい』であっても潜在ニーズは異なります。

つまり痩せることが目的では無いのです。

 

そもそも痩せる必要さえないことも多々あります。

こういった潜在ニーズを見出し解決する提案、実現が出来る警備会社と、それらを実行出来る有能な警備員はより高い収入と遣り甲斐を得ることが出来ることでしょう。

 

雇用主である警備会社、雇用される警備員が弛まぬ努力によって常にレベルアップする必要があります。

高い付加価値を生み出すことでこそ、その対価を得られるのです。

多少極端な例ではありますが、なぜミシュランで星をとるような高級店は人気があるのか?

その飲食費を納得させる素晴らしい味とサービス(ホスピタリティ)があるからです。

なぜ何千万円、物によっては数億円もする高級車が売れるのか?

乗り心地や走行性能、デザインが群を抜いて素晴らしく、希少性も有り、そしてまた所有することでオーナーのステータスが上がるからでしょう。

 

警備業についても顧客から高い評価を得て、それに見合った警備料金を頂く。

そしてキチンと現場の警備員が満足する給料を支払う。

そんなWIN-WIN-WINの環境を構築出来る、そんな警備会社となりたいですね。

いえ、ならないといけません。

その為に私自身もより付加価値を高める努力をしていきます。