この厳しい時代にどう変化するべきなのか警備会社は?
『強い者、賢い者が生き残るのではなく、変化できる者が生き残るのだ。』
皆さんも、この言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?
かの『ダーウィンの進化論』で有名なチャールズ・ダーウィンの言葉です。
今年に入り世界全体が新型コロナウイルス(COVID-19)により苦しめられてきました。
このブログをご覧頂いている方のお勤め先や学校、またはご家庭においても大きな経済的、精神的負担を強いられているのではないでしょうか?
既に現在39都道府県において緊急事態宣言が解除され、本日(5月21日)も大阪、京都、兵庫の2府1県において緊急事態宣言が解除されます。
これで東京、神奈川、埼玉、千葉、北海道を残す42府県において解除されたことになります。
秋以降の第二波が起きない様に注意は必要ですが、今後少しずつ生活面においては平穏が取り戻されていくことでしょう。
ただ本当のコロナウイルスとの戦いは始まったばかりなのです。
今後ますます経済情勢は悪くなることは間違いない状況にありコロナウイルス関連倒産は日本国内で1万社以上、2020年のコロナウイルスによる失業者は最大で301.5万人との情報も目にしました。
リーマンショックが可愛く思える程の破壊力です・・・、しかも1年や2年でコロナウイルス前の経済状況に戻ることは100%ありません。
そして、この状況を悲観的に捉えているだけの企業を待ち構えるのは、『企業としての死』です。
こんな時だからこそ知恵を出し合い攻めに転じる、そういった発想が何より大切なのではないかと思います。
さてではどうやって変化していくのか?
組織面の強化と企業としての柔軟性だと思います。
この警備業界は中小零細企業により成り立っている業界です。
当然全てではなく、しっかりと頑張っている会社もあるのでしょうが・・・
眩暈がする程アナログで、昭和末期から何も進歩していない様な企業も少なくないと思います。
メールすらレガシーツールと言われているこの現在、ホームページも無い。
あっても流入数が少なく、営業や求人において何の役割も果たしていない(自分で書いていて心苦しいところですが)ので、テレアポや飛込みをしている。
ハローワーク求人やフリーペーパーでの採用活動しか行っておらず、それで人材不足と嘆き続けている。
社内や社外とのコミュニケーション主体が電話やFAX。
上記は全てダメな例です。今後、営業にしても採用活動にしても直接人と人が会う機会が限られ、貴重な場面となることは間違いないでしょう。
また、このコロナウイルスが追い風となりITやロボット分野は爆発的に伸びていくことと思います。
そんな時代の中で昭和の時代と変わらない感覚でビジネスを展開するのは、
『この西暦2020年に大都会の真ん中で旧石器時代の暮らしをする』
そのレベルの話だと思います。オーバーでも何でもなく・・・
変わりましょう!知恵を出し合って、変化していきましょう!
そしてより良い組織構築をしていきましょう。
そう考えられる様になると絶対に加速度的な変化が生じると思います。