企業選びの軸5つのポイントと魅力的な警備会社を目指すには

就職活動中の学生さんや、転職を考えている社会人の皆さんは何を軸に働きたい会社を選んでいますか?
人により選ぶポイントは様々かと思いますが、ここに着目すると良いと思うポイントを5つ挙げてみたいと思います。

①遣り甲斐
・その仕事をするにあたり人の役に立ち、社会貢献できる。
・仕事の結果が適正に評価され着実にステップアップし、それに見合った仕事を任される。
・仕事上、自分の能力や自信のある分野を活かせる仕事。

②職場環境
・優秀な上司や同僚に恵まれ、質の高い仕事に取り組める。
・職場の風通しが良く、遠慮せずに建設的な意見交換が出来る。
・オフィスそのものやオフィス環境、設備等が素晴らしく、仕事をする上での快適性に配慮がある。
・ダイバーシティに配慮し、寛容性の高い会社。

③その会社が好き
・経営者や社員が魅力的で尊敬出来る。
・製品やサービスが素晴らしく自信が持てる、自分自身が愛用する製品やサービスを扱っている。
・世の中に知られていて、信頼性がある。

④労働条件
・給料が良い
・休みが多い
・福利厚生が充実している。
・通勤距離や立地、就業時間、勤務パターン等が自分に合っている。

⑤会社の成長性・安定性
・企業規模が大きく、健全な財務体質を有している。
・製品・サービスがより今後、発展可能性のある分野であること。
・コンプライアンス意識のしっかりした会社
・業績が右肩上がり
・長期的な展望をしっかりと見据えた経営が行われている。

5つのポイントを述べてきました。
しかし、これら全てを満たすような会社は残念ながら、現実には中々存在しないでしょう。
そこで、どこに重点を置いて企業選びをするかが重要となってきます。
逆を言うなら企業側はどんな学生、求職者と仕事をしたいか(ペルソナ)を明確にして、そのペルソナに関心や入社意欲を持って貰える会社作りをしていかないといけません。
そして入社した未来ある若者達が長期定着し、順調にスキルアップして、会社の屋台骨になる人材となる様に全力でサポートしていく責務があります。

警備業界は慢性的な人手不足と、警備員の高齢化により頭を悩ませている会社が多いのが実情です。
警備の現場で働く警備員こそ、警備会社の顔です。
仕事に遣り甲斐を持ち
自社にプライドと愛着を持ち
自分自身の成長と会社の発展を心底願える
漠然とはしていますが、そんな会社を目指すべきだと私は思っています。

5つのポイントの小項目を眺めると、現実問題として中小規模の警備会社ではどうにもならないものも多くあります。
その反面、現在就業する社員や今後入社を期待するペルソナに対して、そうなろうという努力さえ惜しまなければ、強く打ち出せる部分も必ずあります。
それが出来る警備会社は良い社員が集まり発展し、該当する小項目を増やし、更に発展する。
その逆の警備会社は『茹でガエル』となることでしょう。

当然、好き好んで後者を選択する経営者や幹部社員の居る会社はないと思います。
1番大切なのは社員の声です。
何を望んでいるのでしょう?
どうしたら会社への愛着や絆(従業員エンゲージメント)を高められるのでしょう?
質の良いコミュニケーションが、その答えに導いてくれると信じています。
千里の道も一歩から!
何よりも真摯に社員と向かい合うこと。
そうすることで社員は仕事やお客様と真摯に向き合う姿勢が出来ます。

かの現代経営学の父とも呼ばれるドラッカーはこう言っています。
『真摯さに欠ける者は組織の文化を崩壊し、業績を低下させる。』
全社で目指すべきベクトルを共有し、魅力的な警備会社を目指していきたいと思います。

最後に一言、弊社では現場を支える警備員を募集しています。
一緒に魅力的な警備会社を作り上げていきませんか?

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